週刊SCP財団

週-鶴です。週刊SCP財団まとめてます。週刊SCP財団ってなにかって?【第0週:1】を読んでください(宣伝)。また、紹介しているSCPオブジェクトの報告書を最初に読んでからこちらを読むと最大限SCPを楽しめます。

週刊SCP財団【第28週】

週刊SCP財団【第28週】

今週は生命タグ特集です!幸か不幸か異常性をもってしまった彼らたち……

 

目次

 

SCP-002: "生きている"居間

 

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隔離施設内のSCP-002

レベル2以下の職員は2名以上のレベル4職員の承認なしでは、SCP-002への接触が禁止されています。

 

SCP-002 - SCP財団

オブジェクトクラス: Euclid

 肉の腫瘍みたいなやつです。まあまあでかい。中に入れるようにバルブハッチが取り付けてあって、中は安価な賃貸マンションみたいな感じ。壁に窓が1つついてるけど、外からはそんなものはない。どうなってるんだよ…。あと、家具がいくつかあるけどそれらは全て、「彫刻された骨、織ってある髪、および人体によって生産された様々な他の生物学的物質」で出来ている。…は?

 

現在までにSCP-002に入った人間は帰っておらず、その代わりに内部に「2つのランプ、小さいじゅうたん、テレビ、ラジオなどの家具」などが増えている。実験では他の生き物、死体などは反応せず、"生きている"人間にのみ反応する。

 

 

 

SCP-008: ゾンビ病

監督評議会による指令

このファイルはレベル4機密対象です

==要LEVEL4クリアランス==

 

 

 

 

 

G2サイト群の方針として、避難手順は用意されるべきではありません。 

 

SCP-008 - SCP財団

オブジェクトクラス: Euclid

 

病原菌です。このゾンビ病とやらは

  • 100%の感染力
  • 100%の致死性
  • 粘膜や体液に曝露することで感染
  • 空気感染や水系感染はしない

といったもので、とりあえず恐ろしい。(語彙)

これで空気感染とか水系感染もしてたら多分XK-クラス世界終焉シナリオか…?

ちなみに、サンプルはクラス5とみなされる重度の生物学的災害を引き起こす可能性があるらしい。もはや文字だけでやばさを感じる…。

 

で、それに感染してしまうと

  • 高熱を伴うインフルみたいな徴候の後、重篤認知症
  • 最初の徴候から約20時間後くらいに昏睡する。この時点で死亡する。
  • 散発性の細胞壊死が発生。残った組織は本来の機能を果たしつつ著しく回復
  • 赤血球の酸素含量が大幅に増加。血流速度の低下と筋持久力と筋力の上昇
  • 数時間の間、筋組織、神経系統はあらゆる臓器不全の影響を受けない。
  • 感染者は10年以上栄養を摂取しなくても生きれるようになる。
  • 普通なら出血する場面でもこの状態だと出血がごくわずかになる。
  • 基本的な動き(立つ、歩く、噛む、掴む、這うなど)しかできなくなる
  • 生きている人間やそれを連想させるものに向かうようになる。機会があれば捕食しようとする。
  • 無効化するには、頭部に効果的な外傷を与えよ

って感じ。要約すると、「熱出て昏睡したら死んだ。死んだらゾンビになってめっちゃ力強くなって、なにも食べなくてもめちゃ生きて、でも動きはあんまできなくなって。人間食べたくなる。ヘッショされたら死んでまうぞ」って感じ。*1

 

 

実際のところ、SCP-500*2を使うとSCP-008は治る。やっぱSCP-500強すぎるなぁ…

 

 

 

SCP-096: "シャイガイ"

███博士とO5-█から許可を得てないSCP-096の写真撮影、映像記録、録画と同等の行為は固く禁じられています。

 

SCP-096 - SCP財団

オブジェクトクラス: Euclid

 

人型の生物です。身長は2.38mとめちゃでかい。筋肉量がとても少ない。両腕が身体とひどく不釣り合いでそれぞれ約1.5mしている。皮膚のほとんどに色素がなく、体毛はない。

 

顎は平均的な人の4倍近く開く。どうなってるんだよ。知性はないと考えられている。

 

1日の大半を東側の壁の横をうろついているだけで、顔を見られる(直接、映像記録を通じて)と、ひどく苦悶し始め、顔を両手で覆い、叫び、泣き、支離滅裂なことを叫ぶ。で、1,2分後に見た人に向かって走りだす。(35km/h~███km/hの速度で)

 

見た人がどこにいようとそちらに向かい始め、妨害はできない。ちなみに、この反応は絵画を通じては起こらない。

 

見た人のところへたどり着くと、SCP-096は見た人を殺して[データ削除済]し始める。100%のケースにおいて跡形もなくなる。で、数分間座り込み、再び落ち着いたら元の生息地の[編集済]に戻ろうとする。

 

補足というかインシデント記録にあるのだが、たった4ピクセルしか映ってないのに殺しに来るという伝説もある。

事案096-1-A - SCP財団

 

あ、どうでもいいけど報告書内にある文書096-1と事案096-1-Aは読むとさらに面白いですよ。

文書096-1 - SCP財団

 

 

 

SCP-127: 生きている銃

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SCP-127。

SCP-127は通常の同型の銃器よりも危険であるとは考えられません。 

 

SCP-127 - SCP財団

オブジェクトクラス: Safe

見た目は短機関銃、実際は金属製の外殻を除くすべてが有機体で生きているという生き物系SCPオブジェクト。弾丸は人の歯に似ているが、DNA鑑定の結果では地球上のどの種とも合致しない。

 

セレクターを切り替える際、低い呻き声が聞こえる。装弾数60発を空にする(撃ち尽くす)ことで新たな弾丸が成長する。これは3~5日を要する。また、マガジンは密着されていて、取り外せない。

 

水とカルシウムさえあれば他は何もいらないらしく。ある意味省エネな銃(?)なのかもしれない。

 

 

 

SCP-169: リヴァイアサン

米海軍艦████████はSCP-169の発見後ただちに、米国政府の許可のもと全乗員とともに撃沈されました。

 

SCP-169 - SCP財団

オブジェクトクラス: Keter

 

とりあえずでかい、海生節足動物みたいなやつだと推測されている系SCPオブジェクト。だいたい2,000km~8,000kmだと推測されている。でけぇなぁ…。

 

とある諸島が存在しているが、実はそれはSCP-169の岩石状の突起だったというほど。ちなみに、SCP-169は多分寝ている。あと3ヶ月ごとの「呼吸」によって周期的な地震が起きている。

 

それと、なんかわからんけど超低音周波の音波を出している。それを財団とは無関係・財団の存在を知らない。米国の海洋大気庁が感知。配属エージェントによる最善の努力にも関わらずメディアに漏洩した。

科学者あるいは民間人による音源特定の試みは、将来に渡りいかなる手段をとろうとも阻止されなければなりません。

いかなる手段…

 

 

 

SCP-567-JP: w2qyv.worm

【定期】まず報告書を読んできてください。一番下まで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。定期ですね。もうここまで定期になると、だいたい「何かがあるんだろうなぁ~」って察してしまうような気がする…

 

話を戻しましょう。

 

 

オブジェクトクラス: Safe

 

SCP-567-JPは「w=?&2times=█ .繧ェ繝悶ず.アルファベット・数字繧ァ繧ッ繝合という、 必要医け繝ゥ繧ケ:qyてください。:-v,という組み合わ繝/>」という5文字の文字列。

 

こやつ、観測に応じて新たな文字が増殖・発生し、発生した文字が変化する。電子媒体でも印刷されたものでも、とりあえず変化する。

 

 

 

補遺-001: 検証実験「多点交叉法を用いた変異の人為的制御」の申請が来ています。

【実験を許可する】

 

 

 

(本体はもうすでに記されていますよ。)

 

 

オブジェクトクラス: Safe Euclid Keter Neutralized

 

SCP-567-JPは「w2qqyv」というアルファベットと数字5文字からなる文字列です。

 

補遺: 当時SCP-567-JPを収容していたサイト-128にて本オブジェクトの収容違反事案が発生。結果、閉じサイト-128に従事していた財団職員一人を除くすべての職員と、SCP-███-JP,SCP-███-JPが失われた。

 

なお、機動部隊ろ-5がサイト-128に到着したとき、すでにサイト内施設の内装及び設備の多くは増殖したSCP-567-JPに覆われていたが、全て不活性化していた。SCP-567-JPの代謝および世代交代に必要な情報量が本体から切り離された結果、SCP-567-JPは死亡(ないし活動停止)したと考えられている。

 

 

 

SCP-682-JP: しぶとい微生物

【SCP-682-JPの画像はクマムシです。見たい方は各自どうぞ】*3

 

速やかに[手順A]から[手順E]の順で循環的に手順を実行してください。

 

SCP-682-JP - SCP財団

オブジェクトクラス: Keter

 

クマムシです。体長約25nm、体重約50gと異常な重さ。普通のクマムシよりも遥かに強力な耐久性を有していて、環境の変化を瞬時に察知して即座に官民状態へ移行する。

 

一定期間が経過するか、損傷を負うと即座に脱皮を行う。この時、全長は脱皮前のおよそ8█%に減少するが、質量は減少することがない。

 

発見当初、このクマムシは巨大なクマムシといわれていて、収容時の全長は約29cmとでかすぎる。でかすぎんだろ…。

 

それと、あと1██回後の脱皮でブラックホールと同様の密度に達するかもしれないらしい。しかも、仮にSCP-682-JPがブラックホールに変化し、さらにその状態で生命活動が維持されたらホーキング放射を持続しつつ半永久的に存続する可能性があるらしい。やばすぎる…。

 

 

 

あと、気付いているとは思いますが、これはSCP-682: 不死身の爬虫類が元ネタですね。どっちも恐ろしい…

 

 

 

最後に

 どうも週-鶴です。なんだろう…EN本部の記事多すぎません?というかやっぱりヤバイやつしかいねぇな…。あと008や096は別の記事で書く予定でした☆(どうでもいいわ)

 

次回はなんの記事書くんでしょうかね…樹木とかですかね…?

 

お楽しみに!

 

引用元リンク

メイン - SCP財団

SCP財団へのリンクです。

SCP-002 - SCP財団

SCP-002: "生きている"居間

SCP-008 - SCP財団

SCP-008: ゾンビ病

SCP-096 - SCP財団

SCP-096: "シャイガイ"

SCP-127 - SCP財団

SCP-127: 生きている銃

SCP-169 - SCP財団

SCP-169: リヴァイアサン

SCP-567-JP - SCP財団

SCP-567-JP: w2qyv.worm

SCP-682-JP - SCP財団

SCP-682-JP: しぶとい微生物

 ありがとうございました。

 

 

 

著作権表示

Author: 不明
Title: SCP-002 - "生きている"居間
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-002
CC BY-SA 3.0

Author: Lee Byron
Title: SCP-008 - ゾンビ病
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-008
CC BY-SA 3.0

Author: Dr Dan
Title: SCP-096 - "シャイガイ"
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-096
CC BY-SA 3.0

Author: Arcibi
Title: SCP-127 - 生きている銃
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-127
CC BY-SA 3.0

Author: 不明
Title: SCP-169 - リヴァイアサン
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-169
CC BY-SA 3.0

Author: sotoba
Title: SCP-567-JP - w2qyv.worm
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-567-jp
CC BY-SA 3.0

Author: haruharu
Title: SCP-682-JP - しぶとい微生物
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-682-jp
CC BY-SA 3.0

 

*1:この要約分かりづらいなぁ…

*2:万能薬。どんな病気でも直しちゃう完璧な薬

*3:苦手な方がいると推測したため画像貼り付けはしません。