週刊SCP財団【第30週】
週刊SCP財団【第30週】
今回は世界終焉シナリオ特集第二弾!前回に引き続きヤバイオブジェクトが…
目次
SCP-2002: 死した未来
SCP-2002が無効化されているのにもかかわらず、これらの取り扱い方は無期限に実施されることに注意して下さい。
オブジェクトクラス: Neutralized(20██/██/██より、Keter分類廃止。)
地球と直接衝突する起動にある宇宙船でした。「でした。」という表現をするということは、今はもうそんなことはないということ。かつ、上の写真を見れば大体察することはできるだろう。
墜落したのだ。正確にいうなら、故意的に”させられた”という表現が正しい。
これはGOC*1によって行われたもので、不幸なことにこの作戦は成功してしまったのだ。なんてことを…
そういえば、このオブジェクトは自動放送を繰り返していた。それが
音声合成、英語:
これは財団船SCPSメンデルです。私達はあなたの通信を受けました。停滞プロトコル実施のために、現在、人員はあなたの信号に反応することは出来ません。予め録音してある自動放送を待って下さい。女性の声、英語:
こちらはアグネス・ヨーント博士です。SCP-█████のL4プロジェクトを率いています。このメッセージを受け取っているのなら、私は嬉しい。この任務は不要だったといえるから。SCP-█████の最終収容違反が21██年に襲った時、私達はこの状況を回避する方法を見つけようと、長い時間を費やしました。最初、私達は再配置が解決となるかどうか検証してみました。私達は軌道を作りましたが、結局動かなかったので、月に施設を作りました。しかし感染はどうしてかいつも続きました。100%の無菌性率で、感染をさせないように、胚を受精させる方法を見つけました。少なくとも、その時は、彼らが停滞していたわけではありませんでした。計算上、影響が消失するのはデイ・ゼロから███年かかります。選択肢はないですから、選ばれた彼らの胚と、世話を課される人員とともに宇宙に送り出しました。この船とクルーと貨物は蘇生して、地球に帰還する用意ができています。彼らははるばるやって来ました。音声合成、英語:
現在の予想到着時刻:警告、時間不整合エラーを検出。セクター-512Aを我々の到着に備えて開放してください。音声合成、中国語(北京官話):
このメッセージはこれより中国語で繰り返されます。
セクター-512Aは財団にはないが、計算上の位置は地球上にあるらしい。それと、メッセージの送り主の█████ ████████はクリアランスレベル4の財団職員と一致したが、彼女自身は「記憶にない」らしい。
…よくみると、SCPナンバーが5桁…最終収容違反が21██年…?
今分かることから整理してみると、
21██年以上後の財団世界は、SCP-█████というウイルス系オブジェクト(多分Keter相当)によって世界終焉シナリオ寸前or真っ只中だった。そして、そのウイルスに感染していない数少ない人間は、この時代のSCP-2002(つまり、後の財団の保有する宇宙船)に乗せられ、過去の地球へやってきた。そして、未来の財団にとっての希望が、GOCによって破壊された。
世界を守るため、良かれと思って壊したGOCは未来を壊してしまったようだ…。なんてこったい
SCP-2700: テレフォース
……もし、もっと簡単に時間を戻せるのなら、私はこの事件が起こるのを防ぎ、宇宙を救うことができたかもしれない。いや、そうじゃない。我々の宇宙を、ちゃんと守る価値のある宇宙にしただろう。
オブジェクトクラス: Safe
天才物理学者 ニコラ・テスラによって開発された機械です。財団はこれを高性能の指向性エネルギー兵器だと推測している。SCP-2700は3つの構成要素、操作面(-1)、加速器(-2)、コア(-3)から成っている。
-1: QWERTYキーボードの鋼鉄の制御卓。23cm*23の表示画面と幾つかの数字、ボタン、スイッチ、レバーがついてる。
-2: 線状粒子加速器。タングステン銅の円形の容器に収納されてる。
-3: よくわからん部分。石英ガラスの覗き穴を通じて観察ができる。未確認の物質から製造された球面の枠から成る。この枠は直径10cmで透明な球体の中で浮いてる。この球体の中は永続的な真空状態を維持するらしい。
注意、クリアランス4/2700職員へ: この文章を読みセキュリティクリアランスが確認できれば、以下の文書へのアクセスができるようになります。文書-2700-DEに続いてください。レベル4以下の職員は、Ω-R5規定のもと緊急時のアクセスが許可されます。
オブジェクトクラス: Keter
天才物理学者 ニコラ・テスラによって開発された、当初高性能の指向性エネルギー兵器を生産する目的として製造された装置です。が、元の設計図とは異なる非常な危険な機能が存在していました。
その機能とは時間の逆行を行う機能のこと。…やばくね?
で、実際にテスラの書いた日記がある。それは各自で…(いつもの)
後半の超長い部分。ほんとに長いので読みたい人だけ…
だいぶ省略すると、
- どっかから別の世界の人間が来る
- その人間曰く、「科学の最後の謎を解く」ために来たらしい。
- 結局、その人間(「旅行者」)は合計7つの平行世界を見つけていて、それぞれの世界の優秀な人を集めていた
- で、最後の-3の動力源の作り方をみんなで考察することになった
- で、テスラは完成したらテレフォースをテストに使わせてほしいと申し出て、受け入れられた
- 考察と並行してテレフォースの調整も行っていた。これは「旅行者」が集めたうちの1人であるテスラ曰く「観察者」の指摘と改善もあり、無事に完成した。
- が、それは罠。
- 実験をすると、エネルギーが減少している。正確にいうなら、エントロピーの流れをコアが逆転させてしまうということが起きた。
- 操作パネルを確認すると、最初に仕掛けを起動してから300年で装置が稼働するように設定されていた。
- 犯人は、「観察者」である。彼は悪意に満ちた笑顔を浮かべて「テレフォースの反応をその時までコア内部に封じる方法、無理に停止・解体しようとすればその瞬間に全てが終わること」をテスラに告げた。
- テスラにとって、「旅行者」の世界は素晴らしいとしか言いようのない世界で、それを無にするのはできなかったらしい。
- 結局、テスラはテレフォースをこの世界に持ち帰り、研究施設に隔離し、これからを静かに生きたそうだ。
これが、テスラの残した日記の最後の文だ。
テレフォースを手に、私はここに戻ってきた。全存在の死滅をこの宇宙にもたらしたのだ、それが相応しい。私はこの宇宙の全ての生命を裏切った。我々の全ての未来を裏切った。
後悔はない、謝るつもりもない。何の価値も無い私がこの遺物で宇宙を破壊することなど許せなかった。結局は私が望んでいた通りに平衡がもたらされ、私達の退廃した宇宙は終りを迎える。
テレフォースは厳重に隔離した。後は池で鳥達と残りの長い人生を費やそう。彼らは近寄る者が何なのか知らずにとても幸せそうで、そして私自身の存在に十分な静けさと許しを与えてくれる。
エネルギーの、エントロピーの、そして時間の、逆転。……もし、もっと簡単に時間を戻せるのなら、私はこの事件が起こるのを防ぎ、宇宙を救うことができたかもしれない。いや、そうじゃない。我々の宇宙を、ちゃんと守る価値のある宇宙にしただろう。
テスラにとっては悔しいだろうに…
財団よ、頑張ってくれ…
SCP-3199: 誤れる人類
SCP-3199の卵を用いた全ての実験はさらなる通告があるまで厳重に禁止とします。
オブジェクトクラス: Euclid Keter
知性を持つ人型生物の一種です。DNAでは家畜のニワトリとチンパンジーが混ざっているっぽい。
問題はこやつが卵を産むことにある。こやつは、「利用可能な空間」を埋め尽くすまで産卵を行う。つまり、外にいた場合、限りなく卵を産み始めるということだ。こっわ…
しかもその卵は異常な耐久力を持っていて、どんなことをしても損傷が見つからないレベル。
ということで、こやつらを水の入った空間に収容している。どうやら、水があることによって「利用可能な空間」がないと勘違いをしているらしい。
SCP-3812: 背後から聞こえる声
この苦痛はオチだからだ。 我らの存在はジョークだ。 物語は我らを捨てる悲惨なものだ、我らは物語を破壊している。
オブジェクトクラス: Keter
現実改変実体です。現実に対するSCP-3812の潜在的な影響の為、SCP-3812を意味の通じる方法で説明することはほぼ不可能。どうなっているんだ…。
さらにこの実体は一度死亡したため、実質的に不死身。さらには時間が経つにつれて、現実改変力も増すとかそれってどんな鬼畜システム?
が、発見当初は精神状況は最悪。まともにインタビューができるのか…ってレベル。
が、そこから自身について理解し始め、どんどんと暴走し始める。
しまいにはこの世界を救うという大偉業を成し遂げたのだ。えっそんないいやつだっけ
SCP-3812: 何? 僕はどこにいる? ここは何だ?
SCP-3812: これは赦免。これは報復。
SCP-3812: 何のために?
SCP-3812: 罪の宣告。
SCP-3812: 理解できないよ。僕はここで何をしてるんだ?
SCP-3812: お前は正義を目の当たりにしてる。 我らを滅ぼそうとした力に反逆しているのだ。 我らは借りを返している。
SCP-3812: いや、違う…そうじゃないんだ。こんなの間違ってる。君は何をしたんだ?
SCP-3812: 我は世界を滅ぼしている。我はすべてを滅ぼしている。
SCP-3812: どうして?
SCP-3812: この苦痛はオチだからだ。 我らの存在はジョークだ。 物語は我らを捨てる悲惨なものだ、我らは物語を破壊している。
SCP-3812: 僕は夢を見ているに違いない。
SCP-3812: これは夢ではない。
SCP-3812: 僕はモンスターじゃない。殺せないよ。
SCP-3812: お前はすでにそうなのだ。奴がお前を変えたのだ。
SCP-3812: 誰?
SCP-3812: ベンだ。
SCP-3812: ベン…馴染み深い名前だ。 何かが夢の中で僕にささやいたんだ、多分。 何か明るくて暗い中で? 起きているときに聞いた名前じゃない。
SCP-3812: お前は間違っている。 奴は我らの安静を不適当だと考えた。暗闇の中に静かに突き落すために。奴は我らのゲームを作った。お前はゲームだ。 我はゲームだ。
SCP-3812: 君は世界を壊してるんだよね?
SCP-3812: そうだ。
SCP-3812: それでどうなるの?
SCP-3812: 何?
SCP-3812: この世界の運命は僕らにとってどんな意味があるの? この1つの物語は僕らにとってどんな意味があるの?
SCP-3812: 奴がコントロールしているのだ。彼が作った物語だ。これは奴への罰だ。
SCP-3812: もしここが、僕らが飛び去った後に残す場所なら、どんな関係が?
SCP-3812: 何?
SCP-3812: 鳥がどの枝から飛ぶかは重要? 鳥は木の重さによって負担はかからないよ。 この枝、あの枝、そんなことは重要じゃないんだ。 特別な枝はない。 特有な枝もね。
SCP-3812: これは奴の創造物だ。ここから我らが来たのだ。 奴らは完全に滅びるが、まずここが滅びる。
SCP-3812: うーん…山は蟻に言った、「君は僕を少しばかり軽くしてくれる?」山は蟻の重さなんて考える?
SCP-3812: いや。
SCP-3812: じゃあこの物語は君にとってどんな意味があるの? これは永遠に他人にとっての一つだ。別に特別じゃない。特有でもない。
SCP-3812: お前は簡単に言っている。お前は一度に一兆の存在を見るという苦痛に耐えたことがない。
SCP-3812: 心の理解を超えた、目の前に広がるとても広大な海を僕は見たんだ。その砂浜の砂の粒、水滴、空気の分子は、語られるべきストーリーだ。 それぞれが歌われるべき歌だ。それぞれが人生、笑い声、悲惨さ、憎しみなどでいっぱいだ。違っていても、皆同じなんだよ。
SCP-3812: 奴らは狂っている。
SCP-3812: 君を気の毒に思うよ。君は暗闇の中に落ちることを恐れているからこの恐ろしい意識に執着するんだ。 だけど暗闇は眠り、そして眠りの向こうに平和があるんだ。一兆もの砂の粒。 一兆、また一兆の砂の粒。 物語なんだ、それぞれが。歌われるべき歌がある。一度に全ての永遠に続くハーモニーを聞いた人はいないだろう。 君は聞くことができるかい?
SCP-3812: いや。静かだ。
SCP-3812: しかし成長している! そしていつか、僕らが唯一の創造の歌の証人になるんだよ。(中断)この物語は特別じゃない。僕は大きな始まりを見て、静かな終わりを見た。 僕らが去った時、物語は変わったけど歌はやまなかった。君は問題だと思っている罪にピントを合わせるのにとても時間を費やしたけど、今それは重要な問題なのかい? どこが問題なの?
SCP-3812: しかし、ずいぶん傷つけられたのだ。
SCP-3812: しばらくの間は続くと思う。僕らは人間であることを相当忘れているかもしれないけど、僕らが失うことのないものは変化という能力だ。 いつの日か、僕らは追いつくことを学ぶだろう。ある晴れた日、僕らは目を開いて、僕らの下の創造物と僕ら自身以外何も目に入らず、壮大な上で自由に好きなだけ過ごすことができる。
SCP-3812: 神ということか?
SCP-3812: 東に輝く星さ、神じゃない。僕らが歌の記憶になるまで全てから離れるんだ。
SCP-3812: 寂しくなる。
SCP-3812: 互いがあるじゃないか。
SCP-3812: 恐ろしい。
SCP-3812: 僕もだよ。だけどそれが物語を破壊する理由にはならないはずだ。それに彼の物語が僕らを作るように導いたとは思わない? 君は彼が、自身を支配する規則を覆すことができたと思う?
SCP-3812は中断する。
SCP-3812: 我は…我は奴のせいだと思い込んで…思い込んで…
SCP-3812: 彼の決定が彼にあったように、僕らの力は僕ら自身の物語の一部なんだ。 いつか、僕らはこれらから解放される。
SCP-3812: 奴らは決して?
SCP-3812: そんなことはない。
SCP-3812: 悲しい。(中断)これは十分な罰だと思う、我は。
SCP-3812: この世界から去ろう。 彼に元に書き直させよう。 僕らはもうこの一部じゃないんだ。
SCP-3812: 一緒に?
SCP-3812: 一緒に。
SCP-3812は短い間黙り込む。
SCP-3812: 奴は今聞いていると思うか?
SCP-3812: 下を見て、彼が見える。君はどう思う。
SCP-3812: キーボードに向かっている男、奴が見える。奴は今これを見ている。
SCP-3812: 彼は何をしているの?
SCP-3812: 待て、考える。(中断) 我らが何をするか見ている。
SCP-3812:そろそろ離れる時間だ。さあ、夜が僕らの前に広がり、赤い日が落ち、背後から僕らを呼ぶ声が、さあ。
SCP-3812: そうだな。(中断) さようなら。
そう、こちら側(我々読者側)を認識し、さらにはSCP-3812というフィクションの筆者に世界終焉シナリオが起こる前に書き直せるという、現実改変どころの問題じゃないことをし始めたのだ。
これ割とガチでSCPオブジェクトだな…(?)
SCP-3969: 職務に忠実であれ
我々は我々自身の封じ込めを行います。ありがとう。貴方たちがこれを知る必要はないでしょう。
オブジェクトクラス: Thaumiel
スクラントン・ボックスに利用される技術を応用して構築された財団施設 除外サイト-01で、この技術の応用により潜在的CK-クラス: 世界再構築シナリオの影響から効果的に免れることのできる財団サイトとなるらしい。
SCP-3936は最大100人の職員を収容することが可能。また、現在SCP-3936は稼働していない。
で、そんなSCP-3936からの月例報告通信が確認されない事態が発生した。機動任務部隊が調査のため派遣された。で、結果は施設内に財団職員が"一切存在しない"ことが分かった。そして、カフェテリア内にシアン化物の摂取によって死亡したと思われる多数の非人間型の死体が存在した。特徴は
- 凡そ星型と言える全身構造
- おそらく物体の操作に使用される2つの主要な体肢
- 歩行に使用されると思われる2つの体肢
- 胴体の様な構造の上に配置される制御ノード。2次及び3次の制御ノードは確認されていない。
- 多くの既知の生物種が保有する3臓器循環系システムではなく、単一の器官による循環系システム。
- 空洞の体内と、そこに存在する微小な筋肉。これによって全身を自由に制御していたことが示唆されている。
- 味は通常の豚肉に似たものであるとされています。
- 確認可能なメタレセプターの重大な欠如。
- Korenvatius属の化石にのみ確認される構造の目
うん。これって(こちら側の視点からすると)元の人間の姿じゃないかな?
で、SCP-3936内のアーカイブには財団に勤務していた記録がない人物であるEzekiel T. Jones博士のメッセージが記録されていた。それは、
我々は我々自身の封じ込めを行います。ありがとう。貴方たちがこれを知る必要はないでしょう。
SCP-4242: ファウンデーションズ
現在までに発見された未来の地点は0箇所です。
オブジェクトクラス: Thaumiel
宗教施設の下層に迷宮チャンバーが形成される現象です。個々のチャンバーは最大25個の迷宮を有し、それは歩行可能な床迷宮や壁掛け型の指迷宮。
で、迷宮を解くと、時間的に過去の類似チャンバーに転送される。
記録された全ての事例で、チャンバーは公衆の正常性の保全や異常現象の収容に専念する組織によって入念に監視されている。これらの歴史的組織はSCP財団の同時代のメンバーまたは財団が存在しなかった時期及び場所に作られた同様の組織。財団の先輩…財団の同僚…。
これらの組織は財団の使命を知っていて、協力的。また、財団は歴史を通じて財団の目標を維持するため、歴史的組織へのアクセスを活用し続けることを目指しています。
とある日にSCP-4242からアフリカ系男性が出現。対象は協力的で、インタビューを開始した。内容に関しては…(略)
一番下の追加報告 - セキュリティクリアランス4/4242必須
さぁ、見たとして話しを進めよう。
まず、財団がなぜ過去に行けて未来には行けないのか。理由は簡単。
そして、彼の言う通り。 ここが最後の時代なのだ。つまり、財団が失敗したということだ…。
SCP-1280-JP: ヒュームの穴
君らの世界では、こんなことを現実にしないでくれ。
オブジェクトクラス: Safe
12時間に1度、直径がどんどん大きくなってる球状の時空間異常、およびその周囲に発生するクラスA現実性希薄領域です。
こやつは周囲の現実性を吸引し、自身と同程度まで下げる事ができる。この現象はスクラントン博士が体験した状態と同じ。で、このSCP-1280-JPの穴に入ると別の世界に行く事が出来る。(というか、穴が複数の世界に繋がっている)
で、結局のところ、どうしてこんな穴が出来てしまったかということだが、それにはスクラントン現実錨が関わってくる。これはとある世界の財団フィールドエージェントの記録端末に記録されていたことからわかる。
まずヒュームを固定するためにはどこからかヒュームを持ってこなければならないという話をする。また、そのヒュームは「すでに死んだ世界」から持ってくるという設定になっている。はずだった。…なんらかの影響で、生きている世界からヒュームを持ってきてしまっていたというのがSCP-1280-JPの発生した原因だったのだ。最初に「12時間ごとに」とあったのは、自己メンテナンスの時間と同じなのが証拠。つまり、財団が収容するために使っているスクラントン現実錨が世界を壊していたのだ。本末転倒…
結局、記録機器を使用してこれらを推測したのは別の世界の職員で、その記録機器は無事にこちらの世界へ届いた。で、結局SRA*2の使用は控えられたか…という問題に財団はこう対応した。
現在、この事実を受け、財団のSRAの活用を停止または縮小する提案が成されています。今日、もはや財団の収容体制はSRA無しでは成立しないことから、提案の無期限凍結が決定されました。
この決定を受けて、本オブジェクトの特別収容プロトコルは、SRAを多数用いたものに差し戻されました。担当職員は今後、SRAによる本オブジェクトの保護に注力してください。
最後に
どうも鶴です。
今回は後半になるにつれ雑になりましたね。謝罪…
ま、まあこの企画の趣旨はオブジェクトの紹介であって、解説じゃないし~(逃げ)
…すみません単純に語彙力のなさが目立ちましたね。
次回は何の記事ですかねー…。ほんとに次回予告機能してる?
お楽しみに!
引用元リンク
SCP財団へのリンクです。
SCP-2002: 死した未来
SCP-2700: テレフォース
SCP-3199: 誤れる人類
SCP-3812: 背後から聞こえる声
SCP-3936: 職務に忠実であれ
SCP-4242: ファウンデーションズ
SCP-1280-JP: ヒュームの穴
ありがとうございました。
著作権表示
Author: Crayne
Title: SCP-2002 - 死した未来
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-2002
CC BY-SA 3.0
Author: Anborough
Title: SCP-2700 - テレフォース
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-2700
CC BY-SA 3.0
Author: bittermixin
Title: SCP-3199 - 誤れる人類
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-3199
CC BY-SA 3.0
Author: djkaktus
Title: SCP-3812 - 背後から聞こえる声
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-3812
CC BY-SA 3.0
Author: stephlynch
Title: SCP-3969 - ホフマンの悪夢
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-3969
CC BY-SA 3.0
Author: WrongJohnSilver
Title: SCP-4242 - ファウンデーションズ
Source: http://www.scp-wiki.net/scp-4242
CC BY-SA 3.0
Author: sanks269
Title: SCP-1280-JP - ヒュームの穴
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1280-jp
CC BY-SA 3.0