週刊SCP財団【第5週】
週刊SCP財団【第5週】
今週はオブジェクトクラスSafe特集です!
”収容難易度はSafe。でもオブジェクトそのものの危険性は?”
目次
SCP-209-JP: Safeクラスオブジェクト
一時はどうなることかと思ったが、これで安心だ。 - ██博士
全丈235mmのヒノキ製の仏像です。影響を受けると、危険を察知する能力や危機管理能力に欠けるようになり、現状が「安全である」「安心できる」ものであると認識する。しかもこのオブジェクト、長期間目視されていなかった場合、自身に近い位置にいる数十人~数百人の人間に効果を及ぼすことがあるらしい。なんてやつだ。
ちなみに、収容違反が過去に起きたが、複数名の職員の危機管理能力の欠如からSCP-███-JPの収容違反事案が発生、1██名の職員が死亡するということが起こった。おそろしい…
SCP-242-JPの無料体験コースをただいま実施中です。
ようこそゲスト様 ただいま無料体験コースにてこちらの報告書を表示させていただいております。
牛を模した貯金箱です。この貯金箱に関することを何らかの情報媒体で記述した場合、自身を閲覧するために何らかの金銭の要求をしてくるような内容に改ざんする。
…いい案だな、今度から使おうかな?(しません)
SCP-404-JP: Not Found
事件調査は結構ですが、報告書への書き込みにでたらめな名前を使うのをやめること。「██博士」も「エージェント・██」と呼ばれる人物も財団には存在しません - O5-14
財団データベース内に存在する報告書の1つです。自身に記述されている情報を、見た者が最も自然に『 ここには何もない 』と考える形になるように改ざんし、その内容を自身や他の情報媒体、人々の記憶から消去する。…いやぁ結構やばいですねぇ
違う。
奴は文章を消しているんじゃない。
書かれた存在を消しているんだ!
今の私にできるのは、奴自身に奴を消させようと試みることだけだ。
それが失敗したときは頼む。どうか、奴に追記をしないでくれ。
この文章がどうか消えずに残ってくれることを祈る。
私の名は
SCP-587-JP: 死体に非ず
殺し合いをするぐらいならば、全てを明るみにした方がマシだとは考えなかったのですか?
これ程嬉しくないオブジェクトクラス格下げは、恐らく他に類を見ないだろう。 ──██博士
██島に不定期に出現する実体です。実体は全裸状態の日本人である身元不明の男性または女性の遺体です。実体には必ず明らかな他殺の痕跡を有しています。個人の特定はすべて失敗している。
まあ、そんな遺体がごろごろ出てくるわけだから、平和だった島で人を疑い、殺人事件なんてことが起こってくるわけだ。
会話ログは報告書へ
SCP-1475-JP: 標的はノースカロライナ
木製の椅子です。人間が座った際に活性化します。座ると、被験者は立ち上がれなくなっている旨を主張し、加えてその時点から刃物で傷付けるm火炎放射器で燃やすなどの加害的な干渉を受け付けなくなります。無敵です。およそ3分後に小刻みに震えだし、その5秒後に、前方45°の角度で時速████kmの速度で爆発音と共に射出されます。障害物がある場合はそれに衝突し、停止しますが、双方に傷は見られません。ちなみに、20秒後には透明化して、物質を通り抜けるようになる。チートかな?
標的はノースカロライナとかいうのに、2%の確率でサウスカロライナ、1%の確率でウェストバージニアへ飛んでいく。詐欺かな?
SCP-1655-JP: 機密情報のためアクセス禁止
悪い人██財団█守っ█いる
オブジェクトクラス: Euclid Safe
電子機器を用いて財団のデータベースを閲覧する際に不定期に発生する現象です。発生すると、閲覧していたページは財団データベース内の特定のアドレスへリダイレクトされます。
-1はリダイレクトされて表示されたページ内に含まれる画像ファイルです。██い██のように見える。画像を見ると-2に指定され、臀部が断片的な衝撃を伴いつつ肥大化していく。これは死亡するか、臀部を擦ることによってのみ沈静化する。
-2へと変化した職員は財団の規則に違反している職員、特に、権限を所有していないにもかかわらず不正にデータベースへのアクセスを試みた職員であることが判明した。このことから、何らかの手段によりデータベースにアクセスする人間の情報を判別していると推測される。
結局、正体は██博士によって財団のデータベース内にリリースされたセキュリティプログラム(SCP-1655-JP-3)でしたとさ。
SCP-1706-JP: 叩けば直してあげられる
何をたたいたんだ? だれをつぶしてきた? だれがこんなこと
おれか
木製のネイルハンマーです。これで叩けばなんでも直る。病気にかかったり、ケガをした生き物もね。チートかな?(2回目)。ちなみに、修復された物体は自身に与えられたダメージを無効化できる。チートだな(確信)
まあそんなおいしいお話はここまで。確かにこれは事実だが、期限がある。このハンマーで叩かれてから10年は有効だが、それを超えると…壊れる。
さて、何を直したかな…?
詳しくは報告書内の日記参照
最後に
Safeクラスも十分SCPやってますね(???)
それにしてもSafeクラスの報告書読んでるだけでぞくぞくするとかもうKeterクラスの報告書みれないじゃないですか…(?)
次回は、オブジェクトクラスEuclid特集です!お楽しみに!
引用元リンク
SCP財団へのリンクです。
SCP-209-JP: Safeクラスオブジェクト
SCP-242-JP: SCP-242-JPの無料体験コースをただいま実施中です。
SCP-404-JP: Not Found
SCP-587-JP: 死体に非ず
SCP-1475-JP: 標的はノースカロライナ
SCP-1655-JP: 機密情報のためアクセス禁止
SCP-1706-JP: 叩けば直してあげられる
ありがとうございました。
著作権表記
Author: dr_toraya
Title: SCP-209-JP - Safeクラスオブジェクト
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-209-jp
CC BY-SA 3.0
Author: darumaboy
Title: SCP-242-JPの無料体験コースをただいま実施中です。
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-242-jp
CC BY-SA 3.0
Author: hal_aki
Title: SCP-404-JP - Not Found
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-404-jp
CC BY-SA 3.0
Author: locker
Title: SCP-587-JP - 死体に非ず
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-587-jp
CC BY-SA 3.0
Author: semiShigUre
Title: SCP-1475-JP - 標的はノースカロライナ
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1475-jp
CC BY-SA 3.0
Author: highbriku
Title: SCP-1655-JP - 機密情報のためアクセス禁止
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1655-jp
CC BY-SA 3.0
Author: kotarou611
Title: SCP-1706-JP - 叩けば直してあげられる
Source: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1706-jp
CC BY-SA 3.0