週刊SCP財団

週-鶴です。週刊SCP財団まとめてます。週刊SCP財団ってなにかって?【第0週:1】を読んでください(宣伝)。また、紹介しているSCPオブジェクトの報告書を最初に読んでからこちらを読むと最大限SCPを楽しめます。

週刊SCP財団【第0週:2】

週刊SCP財団【第0週:2】

【第0週:2】では、SCP財団で使われている用語はどんな意味があるのかを解説していきます。財団で使われる言葉は難しいものばかりですので、わかりやすく解説できたらいいなぁ。

目次

ミーム

 ミーム」とは情報の伝達、特に社会における文化情報の伝達に関わる現象についての一つの観点です。

財団的ミーム学入門 - SCP財団

 ミームの説明はかなり難しいので、基本的には「人の行動や思考などに影響を与えているもの」という解釈で十分理解できると思います。

 

ちなみに、ミーム災害というものもあって、それは誰かにミームを伝えてしまうこと。例えば、ペンに「私は鉛筆」というミームをあったとして、誰かがそのペンの影響を受けて、「これは鉛筆だ!」と拡散してしまうこと。たとえがわかりづらい…すまない…

 

ミームという単語自体はSCP財団生まれの単語ではなく、社会心理学等で使われている用語です。

 

改変系能力

これは名前の通りですね。改変系能力にも種類があって

現実改変過去改変といろいろあります。まあとりあえず[前についている言葉]を改変するんだなぁ…でOKです。

ちなみにですが、この現実改変についてですが、ある基準というか単位が存在します。それが、【Hm】です。ヒュームと読みます。これは現実改変がどれほど改変しやすいか~?っていうやつです。基準は1です。

 

わかりづらいね。数値を変えてわかりやすくしましょう。

 

Hm値が1.5だとしましょう。この場合、現実改変者ではない人間でも「目の前にリンゴが出現しろ!」と思ったら、本当にリンゴが目の前に出現してしまうかもしれません。

 

Hm値が0.5だとしましょう。あの現実改変者ですらすこし改変をするのに苦労します。なぜなら現実改変者とHm値が近いからです(わからなかったら気にしないでね)

 

 さて、ここで思うわけだ。現実改変者「財団につかまって自由がない!財団なんて消えちゃえ!」と。財団消えてしまうじゃないですかやだー。と。でも安心してください。そんなことはありません。そう、財団にはものすごい道具があるのです。それが【スクラントン現実錨】です。スクラントンげんじつびょうと読みます。漢字って難しい…。で、このスクラントン現実錨がどういうものなのかというと、ある地点のHm値をある一定の数値に保ってくれるというもの。すげぇな。これが財団の現実改変者に対しての対抗策です。やっぱ財団ってすげぇな。

 

認識災害

認識が変えられてしまう災害のこと。例えば、猫をみて犬と認識してしまう(見えてしまう)という感じ。基本的にはミームとおんなじでいいと思う。(厳密には違うけど)

 

 

世界終焉シナリオ

世界終焉シナリオとは、その名の通り「世界が終焉を迎えるシナリオ」のことです。世界終焉シナリオにも種類がたくさんあります。有名な終焉シナリオ(A級シナリオ)の例は下に。

 

AK-クラス: 世界終焉シナリオ

人間の知覚・思考のプロセスのどちらか、または両方が崩壊するシナリオ

 

CK-クラス: 再構築シナリオ

歴史や物理法則を変化させられるシナリオ

 

GH-クラス: ”デッドグリーンハウス”シナリオ

80%以上の生命が死ぬが地球は存続し、生命が生存できる程に地球を復旧できるシナリオ

 

NK-クラス: 世界終焉シナリオ

自己複製するSCPオブジェクトによって世界終焉が起こるシナリオ

 

SK-クラス: 支配シフトシナリオ

支配している種が変わるシナリオ

 

XK-クラス: 世界終焉シナリオ

文明の再建ができないレベルにまで崩壊したシナリオ

 

情報セキュリティ

前回より詳しく。もっと簡易的なものは前回参照。

 

レベル

レベル0: 公式用途のみ

SCPオブジェクトについて何も知らない人へ与えられるレベル

 

レベル1: 内部機密

SCPオブジェクトに間接または情報にだけ関与する人へ与えられるレベル

 

レベル2: 最低レベル機密

SCPオブジェクトについて関与する必要がある人へ与えられるレベル

 

レベル3: 最低機密

SCPオブジェクトについてより詳しく関与する必要がある人へ与えられるレベル

 

レベル4: 最重要機密

サイト全体や、財団の作戦や研究プロジェクト等に関与する必要がある人へ与えられるレベル

 

レベル5: Thaumiel

最高位の管理職員に与えられるレベル。あらゆる情報に無制限にアクセスできる。

 

職員の分類

Aクラス

戦略行動上、重要だとされる人へ与えられるクラス。SCPオブジェクトへの直接接触は禁止されている。

 

Bクラス

各地の財団の運営に重要だとされる人へ与えられるクラス。SCPオブジェクトへの接触はある程度の手順が必要。

 

Cクラス

極端に攻撃的または危険ではないSCPオブジェクトへは接触できるクラス。

 

Dクラス

危険なSCPオブジェクトの制御に使われる職員に与えられるクラス。暴力犯罪をした受刑者(主に死刑囚)から選ばれる。

 

Eクラス

新規発見されたSCPオブジェクトに対して安全を確保し、初期の収容をする際に危険に曝される危険性のある人に与えられるクラス。

 

管理職

サイト管理者

サイトの最上位の職員。サイト内のSCPオブジェクトやサイトの安全について責任を負います。

 

O5評議会員

SCP財団の最上位の職員です。常にレベル5、Aクラス職員です。

 

収容施設

サイト

公に公開されている施設。企業の建物に偽装しています。移住地域の近くにあります。

 

エリア

公に公開されていない施設。移住地域のかなり遠くにあります。

 

最後に

この記事をみて、SCP財団に興味が出てきていただければ幸いです!もしよければ、SCP財団の方へ飛んで実際の報告書を見てみてはいかがでしょうか?

引用元リンク

メイン - SCP財団

SCP財団へのリンクです。

財団的ミーム学入門 - SCP財団

ミームにて引用させていただきました。

FAQ;~ヒュームって一体全体なんだ? - SCP財団

改変系にて引用させていただきました。

K-クラスシナリオ - SCP財団

世界終焉シナリオにて引用させていただきました。

セキュリティクリアランスレベル - SCP財団

情報セキュリティにて引用させていただきました。

セキュリティ施設 - SCP財団

収容施設にて引用させていただきました。

ありがとうございました。